DSC02307

賃貸マンション暮らしを経験して数年、家を建てる決断に至りました。以前にも書きましたがマンションでの暮らし、気に入っていました。でもそれなりの満足感を得る・家族で暮らすのに十分な広さの賃貸住宅に住むには、それなりにお高いコスト(家賃)を払い続けなければならず、でも 「将来的に自分の持ち物になるわけではないということ」 が気になる位家賃が高かったので(笑)。

あとは少しですが頭金となる現金が貯まったことも後押しになりましたが、何より気に入った土地が見つかったことが決定打でした。その土地に立った時に感じる空気感があり、「あ、私ここで暮らすな!」って思いましたから^^

ここで家を買うときのお金の流れについて、ざっくりご説明したいと思います。(私はお金方面のプロではないので、間違っていたらゴメンナサイ。あくまで私の経験に基づくものです。)

家を買うときにはたくさん現金のある人ではないかぎり、ローンを組みます。よく建売住宅などの売り文句で「月々○万円で購入できます」的なことをうたっているのを見かけたことがあると思いますが、実際マイホームを購入時には、月々の支払以外にも色々お金がかかります。

その例としては、不動産取得税(購入時のみ)、火災保険やローンを借りる時の団体信用生命保険料など。
それ以外にも、土地購入時の仲介手数料(流通の土地の場合)や銀行ローンの手数料、登記の費用など。他、カーテンや家具等のインテリアも建物本体に含まれてない場合も有りますので、確認が必要です。

初期費用として家・土地の金額以外にざっと200万くらいかかるでしょう。意外と多いと思いませんか?

また、購入後には固定資産税(毎年)、修繕用のお金(マンションの場合は積立、戸建の場合は自分で用意する)、細かなメンテナンス費用(暖房の循環液の交換やワックス等)、外構費用(お庭などにかかるお金)などなど。

もしかしたら多少家賃がかかっても一生涯賃貸住宅で暮らす方がお金がかからないかもしれません。なかなか比べるのは難しいと思いますが・・。

でも、単純にお金の損得のみで家の購入を決めることはできません。
なぜって  家≠モノ 家=家族との暮らしを描くステージ  だからです。

家を購入することと豪華な家を建てることはイコールではありません。注文住宅でも、建売住宅でも、中古住宅でも、マンションでも、そのご家庭のスタイルに合った選択があって良いと思います。転勤などが多い職場で、なかなか終の棲家を決めれないケースもあるでしょうし、一生賃貸で色々な所に住みたい方もいらっしゃいます。

家族でどういった生活を選択するのか?どう暮らすのが幸せなのかの価値基準は、その家族だけが決めれること。それぞれのご家庭が「これが良い!」と思う、マイルールな選択をして欲しいな^^

我が家の場合は転勤の可能性が比較的低いこと、予算的に手の届く範囲で気に入った土地が見つかったことが決め手となり最終的に注文住宅を選択しました。
建築士という仕事柄、自分で家を設計できるというメリットはもちろん有りましたが、プロの方ばかりが満足のいく家を建てれるかというとそうではないと思います。

建築士の仕事は、「家を建てようとしているご家族の思いや理想をお聞きしてカタチにする(要望、土地条件、予算、デザインなどさまざまなバランスを考慮しながら)」そして「経験に基づくご提案をし、ご納得いただく」という事だと思います。どちらもお互いの意思の疎通ができてこそなのです。

どうかこれから家を建てられるという方、遠慮せずに存分に思いの丈をプロにぶつけてみてください。建築士との信頼関係を築くことが、良い家を造る一番の近道だと思います^^

Pocket