小さな我が家の家づくりストーリーその②です。(その①はこちら)
夫と暮らし始めたのは18年くらい前。
選んだのは南円山エリアにある昭和な香りのする4階建ての超レトロ賃貸マンションでした。
ガス湯沸かし器がなんと手動で点火するタイプで(かちって回すやつ←伝わるかなー、見たことない人いると思うw)古いもの好きな私には、それはそれはワクワクする空間でした。
今どきのマンションのような独立したキッチンではなくて、昔の団地のようなリビングの一角にキッチンがあるいわゆるDKタイプだったので、塗装した家具でアイランドカウンターを作って空間を区切り、反対側のスペースに小さなダイニングテーブルを置いて食事のコーナーを作ってみたり、狭いながらも工夫しながら楽しく暮らしていました。
キッチン扉にもカッティングシート貼ったり楽しんでましたねーーー。
ここを選んだ理由はとにかく円山に住んでみたかったから!という単純なものです。
会社にも近いし楽しいお店いっぱいあるし!
その頃はほんと毎晩飲み歩いていたので、飲んで徒歩で帰宅できるというのがとにかく最高でした(笑)
その後妊娠が分かり、引っ越しを決意します。理由は
『水回りがかなり古くて、ここでは赤ちゃん育てるの嫌だなーと思ったから。』
私、結構神経質な所があり。昭和な雰囲気は大好きだったのですが、その分水回りがちょっと・・・だったんですよね。とくにお風呂がやばかったーーー(笑)
そこで、私の実家に近い築浅の賃貸マンションに引っ越しを決めたのでした。(実家に近いというのも子育てに重要かと♡)
ここではまだ「家を建てよう!」という気にはなっていませんでした。
出産直前まで住宅設計していたので、頭の中はお客様の家のことでいっぱい!
自分の家を考える余裕なんてまったくなかったのと、何となく子供もいない暮らしだと家を持つイメージが出来なかったから。
そしてここから現在の家を作るまであと2件、マンション暮らしが待っておりましたーーー。
ちなみに引っ越すつもりがない時に新調した煙突ストーブ。ワンシーズンしか使わず勿体なかったので、「お譲りします」のチラシ作って同じマンションの方にポスティングしました。
メルカリなんて無かった時代。
ちょうど買い替えたいという方がいてお譲りすることに。このころからモノバンクっぽいことやってたなーと^^
つづく