おはようございます。
あなたのお家のお困り収納をプロデュース、整理収納アドバイザー×建築士の竹部礼子です。
今朝、NHKの朝ドラ「べっぴんさん」を見ていましたら、潔さん(高良健吾さん)が自宅に帰宅して、さっと自分のカバンを妻のゆり(蓮佛美沙子さん)に渡すというシーンがありました。
そう、そうなんです!はるか昔昭和の時代では、妻は専業主婦で明日夫が来ていくスーツを用意したり、もちろん帰宅したら三つ指揃えてお出迎えまではなくとも、脱いだスーツを受取り、カバンを受取り、妻が片付けていた!!!
そんな時代に夫の通勤カバンの置き場はたいてい寝室だったりしたのでしょう。いやどんな場所だったとしても妻が片付けていたので問題は起きなかった!
面倒くさいから家事はできるだけラクしたいなんていう(私のような)劣等妻はほぼいなかったでしょうし(笑)、夫のお世話をするのが妻の務めという価値観の元、夫のモノの管理も当然の用に妻が一手に担っていたものと思われます。
でも、でも、でもーーーーーー
今は平成も29年、妻のほとんどが何らかの仕事をしていたり、専業の方も家庭での管理項目が増え、仕事が多様化している。まして帰宅した夫のカバンを受け取って片付けるなんていう文化はもうどこの家庭でも衰退してしまっているのではないでしょうか。
そこで起きているのが「夫の通勤カバンどこにしまうの?」問題。
竹部調べによると、夫の通勤カバンの置き場が決まっていない、それ故リビングの床やソファーの上が定位置になってしまっているというお悩みはかなり上位にランクインしております。
皆さん同じ事で悩んでいるのです。
それもそのはず、賃貸はしょうがないとしても、注文住宅の場合でも「毎日使う夫のカバン置き場」を決める!ということがなされていないのです。
そのあたりは過去記事のこちら(お片づけの現場にて思うこと)も参考にしてください。
でもね、安心して下さい!!!(古くてゴメンナサイ^^;)
整理して収納すると、置き場所必ず作れます。我が家も実は新築当時は夫のカバン置き場なんて決まっていなかったし、私のカバン置き場も2階のクローゼット内だと思いこんでおりました。でもそれだと毎日の暮しにはフィットしないと気づき、整理して収納場所を色々いじって、今の場所に落ち着いています。
玄関入ってすぐのコート掛けスペースが夫のカバン置き場 気持ちよくやってもらうには動線が大切❤
もちろん、これから家を作るという方は場所決めておくに越したことはありません!でも、「そんなの知らなかったーーー(´;ω;`)」という方でも後から作ること出来ますので、ご自身では難しい場合はぜひお声かけてくださいね。「収納プロデュース」にて対応させて頂きます。
また、たった28坪という狭小住宅に4人で暮すわが家のリアルな収納の工夫は毎月開催の「収納見学お茶会」にてお伝えしております。ヒントを得たいという方はぜひお気軽にご参加くださいませ^^