片づけに困っている方の家を見せていただくと、もちろんモノが多いというのがその大きな理由になっているという事もあるのですが、じつはそれだけじゃない!という場合も多くあります。
それは

「収納がめっちゃ使いづらい💦」

という問題。

場所が悪い,奥行きが悪い,この扉なの?,内部の造作(棚など)が足りない・・・etc.

これじゃあ片づけ上手くいかないよね💦

と、住宅設計をやっていた身としてはすごく責任を感じてしまう事もあります。

実はそのくらい、住宅に関わる者というのは収納について学ぶ機会はありません。もちろん大学の講義にもないですしね。
私も整理収納アドバイザーになって初めて、片づけ目線でプランを見られるようになり、その後目にするよそ様のプランについケチつけたくなったアドバイスしたくなったのは言うまでもありません(笑)

弁解ではないのですがじゃあ何を考えているかというと、それはもっと人としてより良く暮らすための基本、そのご家族の暮らしにとっては大切なことを考えながらプランニングをしているのです。
そして収納だけを考えた家というのも当然住みやすいとは限らないのです。
家を作るときに考えるべきこと一位は収納ではない!と言えます。

が、要素として片付けやすさを取り入れることは、入居後の満足度を考えるとかなり大事ではないかと、今となっては思います。いや、断言できます!

でも、片付けやすさについてはあまり考慮されていないということがプランニングでは起きています。

そんな問題を、片づけの仕事をするようになって3年、めっちゃ目の当たりにしました。
なので新築プランのご相談を受けるときは、設計者の意図を知りつつも、でも譲れない所を「この方が良くない?」と変えちゃいます。するとお客様は変更後を選びます。そのくらい片付けやすさをみんな求めています!

という問題をこの3年ずーーーっと考えていましたら「住宅収納スペシャリスト」という整理収納アドバイザーの上位資格の講師募集を知り、「これは私が伝えたいことを広めるチャンスなのでは!」とチャレンジすることにしました^^あ、申込はこれからなんだけどもね(笑)

順調にいけば?秋にはお伝えする準備が整う予定です!ぜひ応援よろしくお願いします♪
そしてそして、住宅に関わる方、これから家を作りたい方、整理収納アドバイザーの方にもめっちゃ伝えたい内容満載!

顧客満足度100%にする最後のピースがこれだと思います。

竹部からこの内容を聞きたいという方、ぜひ秋までお待ちくださいませ~~~。

お写真の本「片づけの解剖図鑑」はなかなか面白い本ですよ。設計やっている方是非読んでみてください!ふむふむがいっぱいです♥
この鈴木先生が設計した住宅は間違いなく片づけしやすい家だと思います♪