前回はオール電化住宅に済む我が家の電気代の変遷と、この冬の値上げでのリアル電気代についてお伝えしましたが、お読みいただきましたか?まだの方はぜひ参考にしてくださいね。
昨日の記事:オール電化住宅が悲鳴を上げている!~電気代がすごいことになっています
さて今日は今後のオール電化住宅の進む道を探るべく、更にリアルに迫ろうということで、今年6月に値上げを予定している電気代を試算してみました。
まだまだ上がるよ、電気代
電気代の値上げが分かってから、我が家では少しでも節電しようと色々な施策をしているので、使用電気自体は減る傾向にありますが、その工夫については次回お伝えするとして、、、。
まずは2021年の電気使用量をもとに、今後どのくらい電気代が上がるのかを試算してみました。上に書いているのが2021年の使用量。真ん中が2021年の実際の電気代。そして下段が今後の電気代による試算額です。
単価はほくでんのこちらのページを参照:電気料金の見直しに関するお願いについて~個人のお客さま
年間の電気代の合計額
2021年実績 : 293779円
2023年6月以降の単価による試算 : 555839円
えっ、、、55万?
年間の電気代がなんと55万円にもなる勢い💦これはひどいよね、これから息子が大学生になって学費かかったり、娘も中学、高校と進むので何かと物要りになる時期なのにっ、いやーーー、これは無理!
そして、冬だけではなく夏の電気代も当然上がります。今までは1万円台で済んでいた夏場の電気代も25000円を超えるという予想です。
不確定要素としては、再生省エネ賦課金や今後の世界情勢によるエネルギー代の価格変動等もありますが、それにしても明るい要素は全くなし!
2023年2月検針分から国として電気代の補助が始まりますが、それも9月まで。冬の期間は間違いなく、今年以上に恐ろしい額の電気代がかかってしまうのです。
もし仮に、原子力発電所の再稼働などがスタートすれば、概ね電気代は下がるでしょうが、それも反対意見が多い中で実現できるのかは予測しづらいですね。(現在原子力発電所が稼働している九州や関西は、今回の電気代の値上げ申請はしていません。)
どうする?わたしたち
昨年末あたりからしばらく食費や日用品の値上げのニュースが続き、インフレ感を感じていましたが、賃金は上がる兆しがないので、相対的にだんだん国全体が貧しくなっていくのを感じます。
ちょっとの節約では庶民には太刀打ちできないくらい、何もかもが値上げしている昨今。
泥船に乗っている感もあり、憤りもありますが、これは一電力会社の儲け主義でも何でもなく、エネルギー政策が失敗しているツケが回ってきたと言うことなのでしょうか。
なんとなく見てみぬフリをしてきてしまった💦戒めも含め・・・。
このままで良いなんてことは絶対になく!
「何ができるのか?」今更なんて言わずに個人としても考えるのは必須なのでは?
次回は個人として出来ることを考えていきたいと思います。