オール電化住宅にお住まいの皆様、憤ってないでしょうか?我家もオール電化。今回の燃料価格高騰のあおりをもろに受け、この家に住んで12年で最高額の電気代を叩き出しております💦

我が家のシステムは、暖房は蓄暖1台とオイルパネルヒーター。給湯は普通の温水器。契約は北電ドリーム8とホットタイム22ロングとなっています。

そんな我が家の今月の電気代は最後に載っています。最後までお読みください。今回のエネルギー問題や節電、どうすれば良いかを共に考えてみませんか?

そもそもなんでオール電化にしたのか

おそらく、我が家と同じ築年数くらい(12~17年くらい)の方に多いと思われるオール電化住宅。2011年に大震災があり、それ以降はただのオール電化はかなり減り、ガスセントラルやソーラーパネル搭載へと変わっていったかと思われます。みんながエネルギーを考える大きな出来事でしたね。

オール電化を選んだ理由は色々あるのですが、まず北海道は全室暖房がマストで、そのために何を熱源に選ぶかを検討する必要があります。

ずっと以前は灯油ボイラーが主流でした。でも灯油価格の高騰で徐々に不人気になり、2010年頃はガスが人気になりつつありました。都市ガスを使うとランニングコストが安かったからです。

しかし我が家の土地には都市ガスの配管が来ておらず、ガスを採用もる場合はプロパンの大きなタンクを敷地内に設置する必要があるのと、都市ガスに比べプロパンガスは価格が高いので却下

消去法で残ったのがオール電化でした。
当時のオール電化の売り文句は「夜間の安い電力で、暖房と給湯をまかなう!」「夜は電気が余るので使ってください!」

深夜電力で温水器にお湯を、蓄熱暖房機に熱を貯めて日中に使うというシンプルな構造も、故障が少ないかなーと思いました。(灯油やガスのボイラーは15年ほどで燃焼部分が故障する)

暖房については、電気ボイラーもありましたが、ランニングコストが心配だったので選ばず。

我が家はリビングのみ蓄暖にして、各居室はオイルパネルヒーターに。大きくてかさばる蓄暖を全室に置きたくなくての2種類の暖房でした。

温水器に関しては、その頃からヒートポンプの省電力なものが出ていましたが、室外機を置くのが嫌で却下。追い焚きも嫌い(配管がめっちゃ汚れるらしいので)なので、本当にシンプルな給湯専用のものをチョイス。
「設備機器はできるだけシンプルに」をモットーに選択しました。まさか10年でこんなに電気代が上がるとは予測できませんでした(T_T)

我が家の電気代変遷をご紹介

入居した2010年10月から電気代の記録をつけていたので、使用量と金額の変遷をちょこっとご紹介いたします。

2011年(息子年長、娘0才)

●昼間使用電力量 2738kw/年(月平均228kw)
●夜間使用電力量 10638kw/年(月平均886kw)
●ホットタイム22使用電力量 1280kw/6ヶ月(月平均213kw)
◆料金 168555円/年(ドリーム8契約とホットタイム22ロング契約の合計)

2014年(息子小3、娘3才)

前年に単価UP、5月より消費税が8%に
●昼間使用電力量 2291kw/年(月平均190kw)
●夜間使用電力量 9399kw/年(月平均783kw)
●ホットタイム22使用電力量 1146kw/6ヶ月(月平均191kw)
◆料金207177円/年  

2016年(息子小5、娘5才)

前年3月から更に単価UP, 礼子が勤めをやめ、家時間が増える 
●昼間使用電力量 2420kw/年(月平均201kw)
●夜間使用電力量 9869kw/年(月平均822kw)
●ホットタイム22使用電力量 1395kw/6ヶ月(月平均232kw)
◆料金 238639円/年  

2021年(息子高1、娘小4)

  1. 娘も息子もお年頃で使用電力は増える 消費税も前年より10%に
    ●昼間使用電力量 2677kw/年(月平均223kw)
    ●夜間使用電力量 12002kw/年(月平均1000kw)
    ●ホットタイム22使用電力量 671kw/6ヶ月(月平均112kw)
    ◆料金 297935円/年 

    入居翌年の2011年から、2021年の10年で暮らし方も変わり、でも思ったよりも使っている電気量増減は小さいかなという印象ですが、、、なんと電気代は

13万UP!!!!!

こうやって見ると、徐々にですが真綿で首を締められるように、電気代が上がっていたのですね。物価があまり上がらなかったと言われる10年でしたが、電気はそこら辺の食材なんかよりも、世界情勢を受けやすかったということでしょうか。
しかし、しかしです。これ2021年までの話。ここからが本題と言ってもいいでしょう。

ロシアとウクライナの戦争による影響で、世界的にエネルギー価格が高騰している中、昨年12月にまずは自由契約と呼ばれるオール電化住宅から、その価格が電気代に反映されることに。
2022年12月の電気代はなんと53592円!前年は34487円でした。(ちなみに使用電気量は2022年のほうがすこし少ない)

そしてそして、2023年1月の請求は

70494円!!!

知人などに聞くと、同じような暖房システムを使っている住宅では10万円を越しているとの声も聞きます。我が家は家自体が小さいので、逆に7万で済んでいるとも言えなくもないです。

それでも昔から見たら3倍以上にっている電気代。「夜間の安い電気」なんてもうすでに無くなってしまいました。

これからどうすれば良いのか?かなり途方に暮れてはいますが、これだけで終わりません。なんと

そして、オール電化の電気代も更に上がることに!!!ほくでんの資料を見てみると、電力量料金単価だけではなく、基本料金そのものも上がるようです。
それって、今後値下げする気がないってことなのかしら?と疑いたくもなります。

不安になり、2023年6月からの電気料を試算してみました。長くなるので、次のブログでご紹介しますね。

続く~