私、プライベートではサッカー観戦が大好きです。今の私を支えると言っても過言ではない趣味です。

はるか昔、大学時代にサッカー部のマネージャーをした所から私とサッカーの関わりが始まりました。ただ、それほど熱くサッカーを語るほどだった訳ではなく‥。
その後10数年は日本代表戦をTVで見る程度。でもある時一人の選手のプレーが私のサッカー好きに火を付けたのです。その選手というのが

「香川真司」選手。(絶好調の時のこの笑顔!また見たい。)
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ちょうどドイツのドルトムントに移籍したばかりのころ、南アフリカワールドカップを終えて世代交代した日本の10番を背負う事になりました。

その頃の浅い知識では「10番=パスばかり出してシュートしない人、笑。」

そんな私の固定概念を覆してくれたのが、香川選手。
ファーストタッチの素晴らしさ!あの小さな身体で大きなディフェンスの間をすり抜け、絶妙なゴールを決める姿に魅了され、おそらく初めて「サッカー選手」のファンになりました。
古巣のセレッソ大阪ではゴールを量産して得点王でこそありましたが、J2得点王というおそらく世界のサッカーでみれば小さな小さな看板一つを背負い、ドイツに挑戦したのです。

え、整理と全然関係ないよね!って思ってるあなた。

「サッカーチーム」の様に「家中のモノたち」をチームに置き換えてみてください。
監督はあなたです!

サッカーチームでは監督がチームコンセプトを元に選手を選びます。
その中にも常にスタメンの選手、ベンチ(控え)の選手、ベンチ入りすらしない選手がいますよね。

家の中のモノも同じ。
スタメンがあって、ベンチがあって、まったく活用されていない (つまりベンチ入りすらしない)モノがあります。

あなたのチームはどんな選手層ですか?

サッカーの場合、つかわれない選手・試合に出れない選手は「違うチームに移籍」もしくは「引退」の道をたどります。それがたとえどんなに高く買った選手であっても、活躍できそうになければすぐに手放されるのです。
数年前の香川選手も同じ目に会いました。ブンデスリーガでの活躍から期待され、イングランドの名門・マンチェスターユナイテッドへ移籍しましたが、想定外にもポジションがかぶるワールドクラスの選手が同時加入したため、予定が狂いました。ベンチを温める日々が続きました。2年頑張りましたが、チームを離れる選択をし、古巣のドルトムントに戻ってきました。
そして今シーズン前半はまた絶頂期を思い出させる活躍をしてくれました。
(が、ウィンターブレイク明けからまた苦悩の日々が続いています。頑張れ!香川!!)

試合に出れないサッカー選手は、選手でいることの意義を見いだせないでしょう。

モノも同じなのではないでしょうか。
モノに口はないのですがその家で活躍できないのであれば、別な道を選択させてあげることで第2、第3の世界が開けるのです。

あなたの家の選手たちは活躍できていますか?
ここぞという時にピンチを救ってくれる存在ですか?

それとも

あなたがモノの活躍の場を奪っていませんか??

せっかく縁あってあなたの家に来たモノです。どうかベンチ外になったら次の道を探してあげて下さいね!