よくお客様にも聞かれることが多い、思い出動画の管理方法。
一億総スマホ時代の今、手軽に動画撮影ができるようになりました。

我が家もまだ小学生がいるので、運動会や学習発表会での勇姿を動画に納めることが多いのですが、なにせデータ容量が大きいので、溜めておくとすぐにスマホがいっぱいになって困っている方も多いのかなーと思います。

そこで本日は竹部流動画の管理方法をご紹介します。

保存場所はローカルとクラウドに分けてリスク管理

ローカルって何?

ローカルとはスマホならスマホ本体、またはPC本体や外付けのハードディスク・USBメモリなど自分の周りに置いてある機器にそのままデータを保存しておくことを指します。
スマホで動画撮影してそのままスマホに入りっぱなしなら、それはローカル保存です。
また、スマホからPCに取り込んでそのままにしてあるデータもローカル上で移動・コピーしているだけということになります。

クラウドって何?

反してクラウドとはインターネット上にあるデータの保管場所のこと。
例えばDropboxやGoogleドライブなど、アカウントを取得すると使えるサービスがたくさんあります。(参考サービスは後述)

我が家の保存先はローカル2箇所とクラウド1箇所の計3箇所

我が家ではローカル2箇所(普段仕事で使っている私のPCと外付けのハードディスク)、クラウドサービス1箇所の計3箇所で思い出動画を保管しています。

《手順》

①スマホで動画を撮影
②半年に一度くらいのペースで動画をPCに移動

iPhoneの場合はPCと直接ケーブルで接続すると、PC上でiPhoneの画像フォルダが開けるので、コピペするだけです。
ついでにこの時にiPhoneの動画や写真データを削除します。(じゃないとスマホのデータがいっぱいになる💦)

PC上の【ビデオ】ー【mov】フォルダ内に、むすことむすめ専用フォルダを作っています。
例として息子フォルダ内の一部はこんな感じです。【年】_名前と行事名というタイトルをつけたフォルダに、それぞれの行事動画を保存しています。


私は【OneDrive】というマイクロソフトのクラウドサービスを使っているので、PC上で上記フォルダに保存すると、そのままクラウド上にも保存される便利なしくみになっています。(OneDriveについては後述)

③ 年に一度外付けハードディスクにコピペ(同期)する

この時、いつ作業したか書いておくと分かりやすい!(この一手間、大事!!!)
このハードディスクに保存というのがとっても面倒に感じるかもしれませんが、せっかくの動画が突然消えてしまうリスクから守るために、3箇所保存にしています。

実は以前、突然PCが壊れるという危機に合いました。バックアップを何も取っていなかった私。
仕事のデータも、せっかくの子どもたちの小さい頃からの動画も、全てPCだけにしか保存しておらず、真っ青になりました。
幸いにしてプロの方に救済してもらって(かなり金額がかかったが、どうしても子どもたちの動画を救出したかった!!!)事なきを得ましたが、その方にも相談して今の保存方法に至っています。

我が家で使っているHDはこちら。4TBで1万円くらい。

クラウドサービスどこを使えば良い?

我が家ではマイクロソフトのOneDriveを使っていると前述しましたが、これには理由があります。
仕事上、ExcelやPowerPointなどのアプリは必須なのですが、これをOneDriveの【Microsoft 365 Personal】というプランで契約すると、月額1490円で常に最新のデスクトップ版上記アプリを使えて、1TBのクラウドストレージも使えるのです。
仕事上の経費としては許容範囲ということで、こちらのサービスを利用することに。

アプリは使わない、またはアプリを買い切りにしてしまっている等の場合は、わざわざOneDriveじゃなくても良いと思います。
他にも各社からクラウドストレージサービスが出ていますので、導入しやすいもので良いかなーと。ちなみに金額的にはだいたい月1500円くらいが相場です。

クラウドサービスの比較記事~ScanSnapの記事より

ちなみに、1TBで足りるの?という所ですが、現在の使用量は500GBで半分くらい使った所なので、まあ今のところ大丈夫かなと思っています。

 

クラウドサービスに1500円払いたくない場合

ローカル3箇所が今のところのベスト

いずれ直面するかと思いますが、我が家の場合マイクロソフト社のアプリを使わなくなった段階で、この1500円を勿体ないと思ってしまう可能性大です。また、老後収入がなくなったら、こういったサブスクを節約したくなるでしょう。

そうなったら、きっと外付けHDを2台用意してそれぞれに半年くらいのペースで保存状態を確認していくかと思います。なぜならHDも突然壊れる(データを失う)リスクがあるから。
思い出のデータって頻繁には使わないので、HDが壊れたことに気づかず、いざ見ようと思っても見られなかったらショックすぎますよね。。。

子供の動画を保存しておく目的

子供たちの動画は、離れて暮らして寂しくなった時や、子供たちが親になったら孫たちと見て楽しみたいと思い保存しています。なので、親だけの動画や子供が小さくしか写っていない動画などは精査して削除しています。でも私の経験上、子供の立場として、自分だけが写っている動画よりもむしろ、親となにか話をしている日常の動画を後から見て懐かしんだりしたいと思うので、最近は日常の些細な動画も少し残すことにしています。ハレだけではなくケも大事という事で・・・。

ちゃんと保存するためにも・・・

この様に動画をちゃんと保存しようと思うと結構な手間がかかるのがおわかりいただけたかと思います。「時間があればできる」と思いがちですが、歳を取るとだんだん難しいことができなくなっていくので、今の判断力があるうちに
・仕組みづくり
・データの精査

をしておくことをおすすめします。
データを保存する時に、取って置くまでも無いものを削除するのは必須です。
より可愛く・思い出深いものを・ちゃんと保存しておきましょう。