今日のInstagramに、キッチンの床材について載ました。

このPタイルを含め、わが家は4種類の床を使っています。

①1階のLDと2階のファミリールームは無垢のバーチ(樺材)に白塗装をかけている床なので、ちょっと白っぽいです。

なんとなく白いのわかりますか?

②2階の寝室は違う素材の3層構造の無垢フロア(オーク)
 リビングのフロアと比べて表層の無垢の部分の厚さが薄い分、ちょっとだけ安い(笑)そして、その表層の下の部分は合板を使っているので狂いづらい。

ファミリールームと比べると茶色い

③ユーティリティとトイレはクッションフロア(ビニル素材の床材)
汚れやすい場所なのと裏方的空間なので低コストで掃除がしやすい床です。

④そして、インスタで紹介したキッチンの床はPタイル
あまり住宅では使われないですが(店舗やオフィスが多い)掃除を含め扱いやすく、クッションフロアほどチープ感が無いので水廻りには結構おススメです。

床材って進められる商品の中から選ぶことが多かったり、見学したモデルハウスなどで見て気に入り、同じものにしたりするのが分かりやすいかと思います。

が、空間の用途や予算を考えて適切なモノを選びたい所。今日はフローリングについてお伝えしますね。

フローリングは2種類ある

フローリングには合板フローリング無垢フローリングの2種類があります。
どちらも見た目は『木』なのですが、性質は大きく違います。

合板フローリングの特徴

合板フローリングは、12~15ミリ程度の厚みのうち、表面の1ミリ弱程度に薄くスライスした木を張り塗膜をかけ、その下は複層の下地合板が貼り合わさった構造になっています。
ですので、無垢フローリングと比べると足ざわりが固かったり風合いは劣りますが
・商品の安定性がとても良い(施工しやすい)
・張った後に狂いづらい
・メンテナンスフリーのものもある(ワックス要らず)
・バリエーションが多い
・価格が比較的安い
といったメリットがあります。また最近だと無垢に見えるタイプのステキな商品も出ているので、色々なメーカーを比較して決めると、好みのインテリアに近づけられると思います。
そのくらい膨大に商品があるので、コストを考えながら選ぶと良いですよ。

無垢フローリングの特徴

無垢のフローリングとは、厚みのうちほとんどが本物の木で出来ています。見た目の風合いが良く足ざわりも抜群です。
スキな樹種を選ぶことでインテリア性を高め、満足度が上がる無垢フローリングですが、実は欠点もあります。
・高い(笑)
・掃除しづらい
・メンテナンス必要(ワックス塗布など)
・ 狂いやすい(膨張したり痩せて隙間ができたりする)
・よってクレームになりやすく、ビルダーは施工を避けたがる(笑)

わが家の選択基準

あえて欠点をあげましたが、我が家はそれでも無垢材を選んだのは、やっぱり風合いと足ざわりが好きなのと、床は面積の大部分を占める(色がかなり出てくる)のでイメージのほとんどを決めると言ってよいほど雰囲気を左右するからです。

一番お金掛けたのが床かも(笑)

固さについては、合板フローリングにずっと立っていると足が疲れるという経験をしたことがあり(住宅メーカー勤務時代)こだわりましたが、家の中でずっと立ちっぱなしの事はあまりないので、気にしなくて大丈夫(笑)

ということで、参考になりましたでしょうか?
これから家を建てる方は選び放題ですが、予算の壁もありますので、1・2階で分けたりといった事もできますし、欠点も愛した上で納得して決めてくださいね。

リブラクでは新築のセカンドオピニオンやサポートもしています。
来月は現在の引っ越し前後の収納のお手伝いを含めたプランにしていますが、そこを外して少し価格も見直す予定です。

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