今日は午前に「片づけマインドチェンジ」お申込みのお客様とお話をした後、午後からはモノバンク札幌でお世話になっているNPO団体の方とのランチミーティングでした。
春以降の活動について意見交換などをしていました。

おいしいパンケーキを食べながらまじめな話を

モノバンク札幌ではモノの循環を通じて「ありがとう」も循環することをテーマに活動していますが、ご家庭から出た余剰品のマッチング先は児童養護施設やホームレス支援団体などいわゆる「社会的弱者」と呼ばれる方々になることが結果的に多くなっています。

そんな活動をしていて、関係者の方々にお礼を言っていただく事がほとんどでそれが活動の励みになっているのですが、ごくたまにモヤっとすることがあったりするのも事実です。

そこで昨日たまたま見つけたこちらの記事がめっちゃ刺さりました。

未来食堂・小林せかいさんが向き合う 「正しさ」への葛藤https://torus.abejainc.com/n/n7191702d6a94?magazine

東京で食堂をされているオーナーの方のインタビュー記事です。
「ただめし」「まかない」という面白い仕組みを導入していて、その利用を巡ってご自身の中の「正しさ」という名のフィルターがもたらす「ざわざわ」があるとのこと。

私たちの心の中には目にはみえない「ものさし」があり、そのものさしが「正しい」と疑いもせず相手を測ってしまうことがあります。

それは他人しかり家族しかり。

私も、整理収納を通じてたくさんの「こうあるべき」を捨てられた気でいましたが、上述したような活動の中でたまにそんなものさしが顔をのぞかせることがあります。

その時はまさに「ちっせーな、自分」とガッカリしたりします。

ちょうど今日のミーティングでもそんな話になり、未来食堂さんの記事の話をしました。

支援している方が、そこで感じた「ありがとう」をまた違う誰かに循環していけるような支援の仕方を模索したいね!となんとなくすり合わせができて、新たな目標を見つけることができました。

整理収納の場合、自分の中に「何が大事か」というものさしを持つ事が必要になります。ただそれはあくまで自分だけのものさし。

それを使って人のモノをジャッジしたりすることは違うよという話をしています。

まあ、色々難しかったりしますが💦
「ものさしは常に万能ではない」という事を再認識した一日でした。

そして、あくまで他者をみるときはフラットに、いろんなフィルターを通してないか?なんか馬鹿でかいものさしを使おうとしていないか?
皆さんもたまーに自分に聞いてあげてくださいね^^