今週は整理収納アドバイザー2級講座を開催して、基本について改めてお話させていただきました。

受講生様にとても熱心に耳を傾けていただき、講師としても楽しいひとときでした。

整理収納を私はいつも、「自転車に乗ること」に例えます。
最初はだれもが自転車に乗れない。ある時(恐らく就学前後くらい)に練習をして、最初は転んだり失敗したり、どうやってペダル漕ぐのかタイミングわからなかったりしながら、それでも一生懸命練習していたら、ある時ふわっと乗れるようになる。

そして一度乗れるようになれば、そこから「自転車に乗れない自分」になることは無い。

”自転車に乗れる自分”はその先ずっと当たり前のこととなり、続いていきます。

整理収納も一緒。練習しないとできるようになりません。もともとセンスのある人(感覚を持っている人)はすぐに上達するし、そうじゃない人は結構失敗もする。

でも、ある時自分の中でその考え方が腑に落ちたら、そこからは「整理収納をする自分」が当たり前になっていきます。

気をつけなきゃいけないのがまさにその練習最中や、整理収納できる自分になりたての頃。

つい、自分は頑張っていることを周囲の人に強いりがちになります。
「私もやってるんだから、あなたもやってよ」
「私はこうしたいんだから、あなたもちゃんとしてよ」
「なんでできないの?こんなの当たり前じゃない?」

その途端にあなたの整理収納のスキルや知識は、愛する身近な人を傷つけるナイフになります。

何気なく言った一言で不信感が生まれたり、その人の持ち物を否定することで本人自身を否定してしまうことにもなりかねません。

それって本末転倒じゃない?

だって幸せになるための整理収納で、周りが幸せにならなければ結局はご本人にとってもそれは幸せが遠のくことになってしまうから。

整理収納を学んだ皆さん、そしてこれから学ぶみなさん。

ぜひそのスキルを「愛」に変換して、周囲の人にお届けしてほしいなと思います。

年内の対面講座は11月で最後でしたが、これからはオンライン少人数開催にて、整理収納で大切にしてほしいことをお伝えしていきます。(日程調整させていただきます♪)

気になる方はぜひご連絡くださいませ。