最近、子どもの考えるチカラと片づけの関連について思うことがある。

夏休みに入り、Facebookに投稿した写真。
娘がおもむろに
・私に渡すプリント

・自分で管理するプリント
に分けたという、我が家では日常の光景だった。思いの外、反響があった。

実はこの『分ける』には実は脳内でいくつかの思考工程を経ているという、まさに「考える力」だなーと思い、「こんなの当たり前だし、誰の参考にもならないから撮らないで!」と暑さにイライラした娘に多少キレられながらも写した一枚だった。

これ、ただ片づけのやり方を教えるだけでは実は身につかない事でもあるなーと。
だって、「どのプリントがママ行きか?」というのはケースバイケースなので、そのたびに自分で判断しなきゃいけないからだ。

ちょっと話は変わって・・・

最近「非認知能力」についていくつか記事を読んだりしている時に、幼少時代の遊びのような学びが、子どもの非認知能力を育てるために大事!というのを目にした。
非認知能力については⇓

https://www.embot.jp/news/36501 よりお借りしました

非認知能力って子どもが人生豊かにしていくために大事なんだって!ってことだから、さあ大変だ💦

⇑を見てみると与えられたことをやる力とは正反対で、自分で考えることがベースになってくるなーと言う事が分かる。

そして、そんな力を育てるためには、幼少期に「遊びながら学ぶ!」が有効だそうだ。

で、我が家どうだったかな?!と振り返ってみた訳です。
子どもたちは今、高校一年と小学4年になったので、一緒に遊ぶというのはほとんど無いのだけど、小さい頃よく遊んでいたのはパズル!これは私が好きだったから。
子どもの公園遊びに付き合ったり、一緒におもちゃで遊ぶのは本当に苦手だった私が。唯一子どもたちと遊べるのはパズルやブロックス,オセロのような遊びだった。

その頃は非認知能力なんてワードも知らないし、子どもにそんな力を身につけてもらいたいなんて思ったこともなく、ただ一つこだわっていたのは「自分で考えられる子になってほしい」ということだけ。

それだけは、くっきりと覚えている。
それは社会に出て出会った「考えない人」の仕事振りなどを見ていて・・・ゴニョゴニョ(自粛)

パズルは「完結・完成させる楽しさ」を味わえたと思うし、ハマるピースが見つからないときは「これだよ」と教えるのではなく、ヒントを出したり「よく形見てみてごらーん!」と声をかけた。なるべく安易に答えは教えず、自分で見つける楽しさを伝えたかったのかなー。

ブロックスは自陣をどう守り、どう攻めるかをめっちゃ考える。オセロもしかり。こういう勝ち負けが出る遊びでもつい本気になって負かしてしまうのは、大人気なくて良くなかったと思うけど、子どもの友達が遊びにきたらみんなでやったりと楽しかった。

そして「考える力づくり」に役立ったなーと思うのが「なぞなぞ」遊び。
これはよく、キャンプに行く車内で子どもたちが退屈しないようにとやっていた。

単なる時間つぶしではあった。
でもホント親子で楽しめた。

ママやパパがいかに答えられない問題を出すかに子どもたちは燃えていたし、運転席の私は自分の知っているレトロな昭和なぞなぞで対抗したりしていた。

家ではやらないので車中に積みっぱなしだったよ

自分の子育てなんて、仕事と家事の合間にほんの少ない時間でしか接していなくて、何を与えられたのだろうか❓と反省することが多かったけど、こうやって振り返ると『自分で考える』を少しでも実践できていたかなと思うと、ちょっと良かったなーと思えた。

そしてこうなると、片づけもただやり方を教えるでは不十分なことにあらためて気付かされる。

もちろん、基本のやり方を覚える事は大切だけど、それだけじゃ応用が効かない。

やっぱり親が見本を見せたり、一緒に考えてあげる「見守り型」が有効なのではと思う。
そして子ども自身のカタチを見つけてもらうことかなーと。

これは自分の実践を振り返ってもそうだし、数々の親子を見てきてもそう感じてます。

あと、片づけができるようになることって⇑に上げた非認知能力、ほぼ当てはまっているから、ほんとぜひお子さまと一緒に取り組んで欲しい!!!

「片づけを楽しいと感じる人を増やす事」

は私の目指す一つでもあるので、色々伝える機会を工夫中です。
そのうちの一つが「片づけのがっこう」の取り組みです。

まだ、長期休みにしか講座をやったりはできていないのですが、ちょっとずつ楽しい試みで片づけを伝えていきたいなと思っています。

夏休みは8/10,11の2日で親子向けワークショップを開催します!

講師は日程で担当がいますが、私は二日間とも画面に登場します。

親子で片づけの仕方を学んでいただき、そのあとで実際に溜まった作品などを整理してもらうワークを実践いただきます。
ママやパパがどう見守るか❓についてもお伝えしますので、楽しく学んでいただけると思います!

お申し込みは下のボタンをタップくださいね。
皆様のご参加をお待ちしております!